LINEでリンクを開こうとしたら、
「このサイトは安全ではないため閉じてください」
という警告画面が出てびっくりしたことはありませんか?
普段見ない表示なので「ウイルス?詐欺?」と不安になりますよね。
この記事では、この警告が出る理由と、安全を確認した上での対処法を、スマホでも読みやすく解説します。
LINEで「このサイトは安全ではないため閉じてください」と警告が出る理由は?
LINEには、危険なサイトから守るためのセーフブラウジング機能が入っています。
Googleの「Safe Browsing」などのサービスを利用していて、
詐欺サイトやウイルス感染の恐れがあるページを開くと自動で警告が表示されます。
主な原因4つ
- 危険サイトリストに登録されている
過去にウイルス配布やフィッシング詐欺をしていたサイトは、安全になっても一時的にリストに残ります。 - SSL証明書の期限切れや設定ミス
URLが「https」で始まっていても、証明書が古いと危険と判断されます。 - 短縮URLや広告経由
bit.lyなどの短縮URLや、広告ページを経由して目的のサイトに移動すると、警告が出やすくなります。 - LINE内ブラウザの仕様
ChromeやSafariでは表示されないのに、LINE内だけ警告が出るケースがあります。
サイトが安全かどうか確かめる方法
警告が出ても、すべてのサイトが危険とは限りません。
安全かどうかは、次の方法でチェックできます。
1. 外部ブラウザで開く
警告画面右上の「…」から「ブラウザで開く」を選び、
ChromeやSafariで同じページを表示します。
外部ブラウザでも警告が出るなら、本当に危険な可能性が高いです。
2. Googleの安全診断を使う
Google セーフブラウジングにアクセスし、
サイトのURLを入力すると、安全性を確認できます。
3. ドメイン名を確認する
公式サイトや大手ニュースなら、正しいドメインかをチェック。
SNSやメールから来たリンクは、偽ドメインの可能性があるので注意。
サイトが安全だった場合の閲覧方法
- 外部ブラウザで開く
- 公式アプリで読む(Yahoo!ニュース、NHKニュースなど)
この方法なら、LINEの警告を避けつつ記事が読めます。
自分のサイトで警告が出た場合
もし自分が運営しているブログやホームページで警告が出たら、すぐに対応しましょう。
- SSL証明書の更新
有効期限や設定をチェック。 - 改ざんの有無を確認
サーバー内のファイルやプラグインに不審な変更がないか調べます。 - Google Search Consoleで確認
「セキュリティの問題」に警告が出ていないか確認。 - 問題修正後に再審査依頼
Googleに再審査をリクエストし、危険サイトリストから削除してもらいます。
LINEで「このサイトは安全ではないため閉じてください」で、絶対に無視してはいけないケース
次のようなページは高確率で危険です。
- ログイン情報やクレジットカード情報を求める
- 銀行や通販サイトを装った偽ページ
- アプリのインストールを強制する
警告が出たら、即閉じるのが安全です。
LINEで「このサイトは安全ではないため閉じてください」:まとめ
LINEで「このサイトは安全ではないため閉じてください」と表示されるのは、危険なサイトから守るための仕組みです。
原因は、危険サイトリスト登録、SSL証明書の不備、短縮URLや広告経由、LINE特有の仕様などさまざま。
安全かどうかは、
- 外部ブラウザでの確認
- Googleの安全診断
- ドメインのチェック
この3つで判断できます。
安全が確認できたら外部ブラウザや公式アプリで閲覧し、危険ならアクセスをやめましょう。

